日経平均は、その時その時で、
高値時期と、安値時期が異なります。
なぜなら、5年単位で見れば、
日経平均1万7000円~2万円というのは高値時期になりますが、
半年単位で見れば、1万7000円でも安値時期になりうるからです。
つまり、日経平均を見る時期と、その期間によって、
高値時期と安値時期は、ころころ変わってくるということです。
しかし、投資をしていく上で、
できるだけ安値の時に仕込みたいと思うはずです。
ただ、このサイトで推奨している銘柄の、
日経平均が下がれば上がる銘柄、ダブルインバースの場合には、
できるだけ、日経平均が高値の時に仕込むことになります。
そして、ある簡単な方法によって、
日経平均の高値の時期を見分けることができます。
その簡単な方法とは、
ある一定期間の日経平均株価の高値と底値を見ることにより、
高値の時期を見分けることができるようになります。
ある一定期間とは、直近の日経平均の高値と底値の値幅が、
1500円くらいになる期間を指します。
ですので、1500円くらいの値幅の期間が、
2週間前後の時もあれば、約1ヶ月の時もあるでしょう。
日経平均が、その値幅の内で、
上の3分の1の値段にある期間こそが、
日経平均の高値時期である可能性が高いと言えます。
具体的には、ある一定期間の高値が18500円前後で、
底値が17000円前後の場合、
日経平均の高値時期は、18000~18500円の時期となります。
この値段になれば、ダブルインバースの仕込み時期となり、
注文のタイミングを計ることになります。
つまり、ある一定期間の値幅の下3分の2の価格の時には、
ダブルインバースを購入するのは控えておき、
上3分の1の価格に戻るまで待ちます。
ただ、上3分の1の価格に戻る前に、
さらに日経平均の株価が底値を割ることもあるでしょう。
その場合には、約1500円の値幅が変わりますので、
同時に、上3分の1の範囲も変わることになります。
たとえば、ある一定期間の日経平均の底値が17000円の時、
そこから数日後に、さらに下落して、16500円になれば、
高値と底値の幅が、16500~18000円に移ったと考えます。
その場合、日経平均が17500円以上になってくれば、
高値圏に入ったと考え、
ダブルインバースを仕込むタイミングを計ります。
しかし、もし、日経平均が17500円以上になっても、
翌日や直近で、さらに上昇するであろう可能性があれば、
ダブルインバースを仕込むタイミングをずらします。
そうすることで、買い場を間違えてしまう確率を、
大幅に下げることができるでしょう。
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