ここで言うメジャーＳＱは、日経平均株価の上下の流れに、
かなり影響している時があります。
メジャーＳＱは、３月、６月、９月、１２月の第二金曜日にあり、
経験上になりますが、そのメジャーＳＱの週は、
日経平均株価の上下が激しい時が多くなります。
流れ的には、その時その時で違いますが、
メジャーＳＱの週の途中で日経平均株価が大きく下がり、
メジャーＳＱの前日には、大きく上昇することが多い感じです。
もちろん、過去のデータからも絶対ではありませんので、
株等の売買については、自己責任でお願いします。
実際に、私が行っている方法は、メジャーＳＱの週の前の金曜日か、
メジャーＳＱの週の月曜～火曜のどこかの日経平均の高値辺りで、
ダブルインバース（日経平均が下がれば上がるもの）を購入します。
そうすると、メジャーＳＱの週の火曜から水曜にかけて、
どこかの時点で突然大きく下がり始め、下がりきった所で、
突然大きく上がり始めることが多い感じがします。
あくまで個人的な感想ですので、
また、過去のデータからも、
実際にはまったく逆の動きをする時も十分ありえます。
ただ、その上下には理由がありまして、
売り買いにおいてのポジションの調整を、
ＳＱ日までにしなければならないため、
日経平均株価に対しても影響があるようです。
ですので、一旦大きく下がるというチャンスがありえますので、
メジャーＳＱ前に、日経平均株価が上がりきっている時に、
ダブルインバースを購入しておく方法もありかもしれません。
そして、メジャーＳＱの月ではない、１月、２月、４月、５月、
７月、８月、１０月、１１月の第２金曜日は、
メジャーではなくて、ただのＳＱ日となっています。
ただ、この普通のＳＱ週でも、
メジャーＳＱ週ほどではありませんが、
似たような動きをすることがあると感じています。
いずれにしましても、
ダブルインバースをうまく購入できても、
大事なのは、いつ売却するかです。
買う時と、売る時、
この入口と出口をしっかりできてはじめて、
利益を得ることができると思っています。
逆に言えば、うまくダブルインバースを購入できたとしても、
まだ下がる、まだ下がるという思いだけでは、
急に反転して上昇しはじめ、あっという間に売り時を逃すこともあります。
そうなってしまうと意味がありません。
次の下がりまで待つか、
へたをすれば損切りしなくてはならなくなってしまいます。
つまり、うまくダブルインバースを買えたとしても、
安心してはいけないことになります。
ただ、ＳＱによる大小の上下はある程度範囲がありますので、
事前に売り時についてある程度決めておくと良いかもしれません。
あまり大きく望んでしまうと良くない感じもします。
大体ですが、メジャーＳＱなら、日経平均が５００円前後の上下、
ただのＳＱなら、日経平均が”２００円～３００円前後の上下、
といった感じではないでしょうか。
もちろん、その他の海外要因や経済指標などによって、
さらに大きく上下することも有り得ますので、
最終的には、すべて自己責任において判断していただければと思います。
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