日経平均株価の相場は、短期、中長期で、
上げ相場、下げ相場があります。

中長期では上げ相場だとしても、
短期的には下げ相場の局面もあります。

この相場の波をうまくとらえることができれば、
そして、上げ下げの相場の波で、うまく乗り降りすることができれば、
利益を出すことが可能になります。

個人的には、短期~中期の取引が向いているような気がします。
以前は、その日に買って、その日の内に必ず手じまう
デイトレをしていましたが、10回やって9回負ける、
そんな日々が続きました。

自分が買った時には、株価のほぼ天井、
株価の下げにがまんできずに売った時が底で、
売った途端に株価が上がり始める、
そんな感じが多かったように記憶しています。

しかも、デイトレの場合、
ほぼ一日中、株価の値動きを見ていなければならないため、
非常に疲れますし、精神的にもあまり自分にとってはよくありませんでした。

つまり、上げ下げがひっきりなしですので、
いろんなことを見極める時間が取れない感じになっていました。

そこで、デイトレではなく、
数日で売買をする短期~中期の取引をする様に変えてみました。

すると、デイトレをしていた頃よりも利益を出せるようになり、
相場の波も、非常に見やすくなったような気がします。

短期~中期での取引に変えたおかげで、
世界情勢や、上げ下げの要因なども考えに加える余裕もでき、
一日の内の上下の波ではなく、
数日での相場をつかみやすくなった気がします。

ただ、問題は大暴落の時に大損する可能性というものでした。
数年に何回かのショック的なものが起こると、
それまでの利益がすべて無くなり、さらに損失が出てしまうことも有り得ます。

この大暴落の怖さが、株を保有している期間中も、
株価が自分の思った方向と逆になっているときには、
精神的に悪く、多少大きく下がるとあわてて損切りしてしまい,
判断自体も間違えやすくなるものです。

そこで自分なりに考えたのが、
大暴落が起きると大きく利益がでる株を中心にするというものでした。
つまり、日経平均が下がると上がるダブルインバースという銘柄です。

この銘柄であれば、大暴落で大損するという心配はなくなります。
ただ、日経平均がどんどん上がって行ってしまうと、
どんどん含み損が増えるということにもなります。

ですので、一番大事なのは、買い時になります。
数日間、日経平均が上がっている時や、
高値更新といったニュースが出てる時が良いかもしれません。

しかし、やはり、利益を出すには、
どれくらい含み益が出れば売却するかにかかっています。
また、その売却の方法です。

たとえ、含み益がどんどん増えて行ったとしても、
どこかで売らないと、
今度はどんどん含み益が減っていくことになります。
株価には上下上下の波があるからです。

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