ここでは、毎月第2週にあるSQ日にからんだ、
ダブルインバースの個人的な買い場についてです。
個人的には、利益が出やすい時期というのは、
毎月1度あると考えています。
それは、毎月の第2金曜日の週です。
毎月第2金曜日には、SQ値の算出がありますので、
それに向けて、その週は日経平均株価が上下に振りやすいからです。
もし、毎月第1週目の週末の金曜日が、
日経平均株価の過去2,3週間の内で高値付近であれば、
できれば、ダブルインバースを持ち資金の半分ほど買います。
そして、次の週、つまり、第2週目の月曜日に、
高値を見計らって、残りの資金の半分でダブルインバースを買い足します。
もし、第1週の金曜日よりも日経平均が多少上下していても買います。
たいていの場合、第2週の火曜日か水曜日に、
日経平均株価が大きく下がってきます。
下げてくる値幅は、日経平均で言えば、
300円前後~500円前後下げてくるといった感じでしょうか。
ただ、注意が必要なのが、
日経平均が火曜日か水曜日のどちらか1回大きく下がる時と、
火曜日の昼ごろから水曜日の午後にかけて下げ続ける時があるようです。
ですので、たとえば月曜日の内にダブルインバースを仕込んで、
日経平均が火曜日に大きく下げれば、
水曜日には上がってくる可能性もあるということです。
できれば、SQ週の火曜日か水曜日に、
300円前後越えの大きな下げがあった日の終値付近で、
ダブルインバースを売るという方法が、個人的には良いのではと思います。
SQ週には、普通のSQ週と、メジャーSQ週があります。
毎年3月、6月、9月、12月の第2週は、
メジャーSQ週となっています。
メジャーSQ週と聞けば、
なんだか上下の値幅が大きくなりそうな感じですが、
個人的には、メジャーだからといって、
普通のSQ週と比べて下げ幅が大きくなる感じはしません。
ただ、重要な海外指標や要因が、
このSQ週と重なってくると、
上げ下げの判断が難しく、値幅も大きくなってくる感じはします。
つまり、普通のSQ週であっても、
重要な海外指標の発表や、海外要因などによって、
下げ幅が拡大していくといったこともあるからです。
ですので、ダブルインバースの売買については、
単にSQのことだけを考えて進めるのではなく、
少なくとも為替や海外要因、NYダウ先物などを見て、
一歩先の流れを判断しながら行う方が良いと思います。
先物については、先の株価の予測ではありませんが、
少し先の株価の上がり下がりの勢いというものを、
ある程度は感じることはできると思います。
ただ、海外の経済指標の発表の予定があれば、
株価の上昇や下降の勢いというのは、
まったく逆になる可能性も十分ありますので、
重要な経済指標の日時くらいは知っておく必要があります。
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