日経平均株価が上昇する時、下降する時、
それぞれ理由があります。

その上昇下降のタイミングというものを把握できれば、
株価の波にうまく乗れることになりますが、
それがなかなか難しいというのが現実です。

ただ、日経平均株価の上下の波というのは、
ある程度は、為替(円安、円高)や、
NYダウ、アジアの株価に影響されたりします。

連動という程ではないにしても、
それらの上下の波にもある程度影響を受けるということです。

たとえば、アジアの株価が非常に大きく下がると、
世界全体の株価が下がるんじゃないかという不安が広がり、
日経平均株価だけでなく、NYダウなどにも影響がでたりします。

また、為替がどんどん円高になって行くと、
日経平均株価も影響を受けて、
株価が下がっていくという流れが起きたりします。

その他にも、アメリカや日本の経済指標の発表時や、
政策の発表時期には、いろいろな思惑が交錯して、
日経平均株価にも直接的に、または、
間接的にも影響が出ることがあります。

上記の中でも特に、
日経平均株価に影響してくるのが為替と思います。

基本的に、為替が円高になっていくと、
日経平均株価も下がっていく傾向にあり、
為替が円安になっていくと、
日経平均株価も上がっていく傾向にあります。

逆に、日経平均株価が下がると、
為替が円高に振れて、
日経平均株価が上がると、
為替が円安に振れていくということもあります。

つまり、日経平均株価が高値であっても底値であっても、
為替の円高、円安というのはその時その時に、
かなり影響力があると言える感じです。

今後、円高に振れると予想すれば、
その予測から日経平均株価も下がると予想できることもあります。

また、欧州の株価なども、NYダウに影響をして、
間接的に日経平均株価にも影響してくることもあります。

欧州とは、ヨーロッパのことで、
日本の株とは取引時間がずれています。

NYダウについても、
ほとんど日本とは真逆の時間帯に株取引していますので、
その日の夜のNYダウの株価変動が、
翌日の日経平均株価に影響を与えることもあります。

このように、日経平均株価については、
国内の決算発表などが株価に直接影響するだけでなく、
海外要因もかなり影響がありますので、
それら全体を把握したうえで、戦略を練るのも良いかもしれません。

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