翌日の日経平均株価をある程度予測できれば、
日経平均に連動している株の銘柄の運用も、
格段にうまく売買できるようになります。
しかし、翌日の株価については、
普通は、誰にも正確にはわかりません。
そして、基本、わからないものと認識する必要があります。
基本、わからないのですが、
日中の取引時間中に、翌日の日経平均の寄り付きがどうなるのかについて、
ある程度の確率で予測ができることがあります。
もちろん、翌日の寄り付きの日経平均株価については、
寄り付き時間帯までにいろいろな要因が出てきますので、
100%という訳にはいきません。
もし、自分の予測と大きく逆になれば、
取引にも失敗することになってしまいます。
しかし、何も考えずに、何も参考にせずに進めるよりも、
いくつかの状況を確認することで、
翌日の日経平均株価の上下の勢いを知ることができる場合があります。
ここでは、特に、日経平均株価に連動している株、
レバレッジインデックスと、ダブルインバースという銘柄で、
翌日の日経平均の寄り付き辺りの予測の仕方です。
・ 日経平均 値動きのルール (30億円稼いだ伝説の元証券ディーラーが説く!)
まず、一番重要なのは、NYダウ先物です。
たとえば、日経の日中取引の午後2時半~午後3時あたりに、
NYダウ先物が、前日比でプラス方向なのか、マイナス方向なのかを見ます。
その時点で、プラス100以上や、
マイナス100以上であれば、
その日の夜のNYダウの上下の勢いを知ることができるのです。
その日の夜のNYダウの上下の勢いを知ることができれば、
その日の夜のNYダウの上下を予測できることになりますので、
翌日の日経平均の寄り付き辺りも予測できることになります。
もちろん、NYダウ先物は、日経平均先物と同じように、
先を予測できるものではありません。
ただ、先物が上がれば、現物株も同じように引っ張られる性質があり、
それについては日経平均先物も、
NYダウ先物もだいたい同じです。
そして、NYダウがはじまるのは、日本時間で夜の10時半頃です。
日本時間で午後3時あたりに、
NYダウ先物が前日比プラス100以上を推移していれば、
NYダウ自体もその前後で上昇する可能性が高いと予測できます。
ただ、予測はあくまで予想ですので、
その間に経済指標やその他のいろんな要因によって、
結果が大きく異なることも当然多くありえます。
ですので、逆に、経済指標などが無いような場合には、
先導しているNYダウ先物の勢いがそのまま、
その日のNYダウに影響して、
翌日の日経平均寄り付きにも影響する可能性があるということなのです。
しかし、NYダウ先物が、前日比プラス100以下や、
マイナス100以下、つまり、2ケタの上下であれば、
上下の勢いがそれほど強くないと言えます。
ということは、NYダウの取引時間中に、
プラスとマイナスが逆転することも十分ありえることになります。
もちろん、NYダウ先物が、前日比プラス100以上や、
マイナス100以上であったとしても、
翌日の朝に結果を見ると、まったく予測と逆だったということもあります。
その要因が何なのかは、その時その時で違ってきますが、
そういったことからも、株価の予測に絶対はないということです。
結論から言えば、何も考えずに翌日の株価を予測するよりは、
NYダウ先物の勢いを参考にしてみると、
うまくいくこともあるということです。
上記の考えに基づいて実行されたあらゆる取引については、
すべて自己責任となりますので、
それについてはご了承ください。
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