個人的には、基本的に損切はしません。
損切りとは、自分の買値よりも株価が下がってしまった場合、
ある程度の損失りラインを決めて売却することです。
当然、買値よりも株価が下がった状態で売却してしまうので、
損切りラインによっては大きな損失になることもあります。
ただ、私個人的には、主にダブルインバースの売買をしていますので、
損切りをする必要がないと思っています。
なぜなら、ダブルインバースは日経平均株価が下がれば、
上昇する株ですので、含み損が出る場合は、
日経平均株価が上昇した時のみだからです。
日経平均株価には上下、そして大小の波があります。
普通なら、日経平均株価が大きく上昇すれば、
含み損が増えるので損切りを考えるでしょうが、
個人的にはその必要はないと思っています。
ただ、その代り、ダブルインバースの自分の買値を、
下げる必要はあると考えています。
つまり、日経平均が上がると、ダブルインバースの株価は下がるので、
自分がダブルインバースを買った後で日経平均が上がると、
買値よりも株価は下がってしまいます。
そこで、損切りの代わりに、
ダブルインバースの自分の買値を引き下げるということをします。
個人的には、日経平均株価が、自分がダブルインバースを買った時よりも、
600円以上上昇してしまった場合に、
その時点での天井と思われる所でダブルインバースを買い足します。
ダブルインバースは、日経平均の暴落や大暴落を恐れる必要がないので、
いつかはかならず自分の買値あたりの株価まで落ちてきます。
その安心感から、普通はよくないと言われる買い足しもできると思います。
ただ、ダブルインバースの買い足しをしなければいけない状況とは、
最初の買値が失敗ということになりますので、
基本的には、早くリセットするという考え方に切り替えます。
あわてて損切りをしてしまうと、損失が確定されてしまいますので、
気持ちを落ち着け、いつかは日経平均は落ちてくると言い聞かせます。
とにかく、損失が出た状態ではダブルインバースの売却はしない、
毎日の株価もあまり見ない、その内、数日~数週間経てば、
自分の買値付近まで戻っているものです。
だからこそ、ダブルインバースの買値は非常に重要で、
もし、その時期の日経平均の底の辺りでダブルインバースを買ってしまうと、
数か月以上もとの買値に戻ってこなくなる可能性があるからです。
ダブルインバースを買う時には、日経平均株価の上下の波をよく見て、
上のあたり、できるだけ天井(高値更新)と言われている所あたりで、
購入することが大事です。
また、日経平均が上昇している最中に買うこともしてはいけません。
これはチャートの日足でも、15分足でも同じことです。
ある程度上昇すれば、だんだんと上昇率が落ちてきます。
その時、過去1ヶ月前後の株価と比べても高値辺りであれば、
ダブルインバースの買い時と言えます。
上記のことをうまくできたうえで、
それでもさらに日経平均が600円以上も上昇してしまえば、
どこかで判断が間違ったということになりますので、
損切をするのではなく、リセットすることを考えるということです。
リセットとは、ダブルインバースの自分の買値付近になれば、
すぐに売却して、新たな買い場を探すということです。
日経平均が下がる要因がなければ、欲を出さずに買値で売却です。
欲を出してもう少し日経が下がるまでと思っていると、
底をうってあっという間に上昇をはじめます。
そうなってしまうと、次の波を待たなければならなくなってしまうからです。
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