ダブルインバースの正式な名称は、
『日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信』で、
2014年に上場してからの株価の高値は、5,700円となっています。
そして、上場してからの株価の安値は、
2015年の12月に付けた2,475円となっています。
また、購入単位は、1口ごとに購入できますので、
もし、ダブルインバースの株価が3,000円であれば、
10口購入するには、約3万円の資金があれば良いことになります。
100口購入するには、約30万円の資金となり、
他の大型株の銘柄に比べて、
比較的、低資金からの投資が可能な銘柄となっています。
もし、低資金からの投資であれば、
一回一回の売買手数料も非常に大事ですので、
ネット証券では、比較的手数料の安いライブスター証券や、
SBI証券が良いかもしれません。
また、このダブルインバースという銘柄の大きな特徴は、
日経平均株価と連動しているという点です。
しかも、日経平均株価とは真逆に連動しているのです。
たとえば、日経平均の株価が、
18,000円から17,000円くらいまで暴落すれば、
ダブルインバースの株価は、
2,000円台後半から3000円代前半に上昇することになります。
また、ダブルインバースと同じような動きになるものでよく聞かれるのが、
信用取引の空売りというものがあります。
空売りは、日経平均株価が高い時にどんどん売りを出して、
日経平均株価が低くなれば買い戻して利益を出すというものですが、
信用取引ですので、リスクも大きなものとなります。
逆に、ダブルインバースは、普通の現物株の取り引きで、
信用取引の空売りと同じような感じとなりますので、
特に、株の初心者でしたら、運用しやすい銘柄となります。
現物株として、ダブルインバースを何口か買い注文で購入して、
利益がでた時に、現物株の売り注文で売るという流れになります。
たとえば、日経平均株価が、これから下落していき、
どこかで大暴落をすると予測していれば、
日経平均株価が高値の内に、ダブルインバースを購入しておきます。
そして、日経平均株価がどんどん下落したり、
大暴落をした時に、
ダブルインバースを売ると、大きな利益を出すことが可能なのです。
難しくてよくわからない信用取引の空売りよりも、
ダブルインバースを買ったり売ったりする方が、
日経平均株価が下落した時に利益を出すという流れを、
簡単に実現できるのです。
また、ダブルインバースの株価自体も、
1口あたり5000円台~2000円台なので、
比較的安いので、少しだけ購入しておくといったこともできます。
そのため、あなたが予測している日経平均株価と逆の動きになった時の、
リスクヘッジとしての運用方法もあるでしょう。
リスクヘッジとは、リスクを回避したり、軽減したりする方法のことです。
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