もし、ダブルインバースを買い、
買う時期や、買い場を間違えてしまったと思っても、
個人的にはあわてる必要はないと考えています。
特に、含み損をかかえて数日や数週間しか経っていなければ、
日経平均株価の上下の流れが今後どうなるのかについては、
誰にもわからないからです。
ダブルインバースを買って、日経平均株価が上がっていて、
含み損が増えている状態であったとしても、
何かの原因で、突然、日経平均株価は大きく下げることもあります。
日経平均株価は上がるときは、
政策発表時を除いて、徐々に上がっていくことが多いですが、
下げる時は比較的短期間に大きく下げていくものです。
そして、ダブルインバースの特徴は、
日経平均株価が下がれは、逆に株価が上がる点です。
また、日経平均株価は少なくとも数か月~数年単位では、
かならず、大きな上下を繰り返しています。
つまり、待っていればいつかはかならず落ちてくるということです。
しかし、それがいつになるのかは、正確には誰にもわかりませんが、
今後の下げる要因と、上げる要因を考えてから、
自己判断で最終的には決めることになります。
ただ、ダブルインバースで含み損が出たからと言って、
あわてて売ってしまえば、売った途端に、
日経平均株価が大きく下がることもありえます。
せっかくあと少し待っていれば、
含み損が消えて、含み益を出すことができたのに・・・、
となってしまうこともあるでしょう。
ですから、ダブルインバースは大暴落を克服している銘柄ですので、
個人的には、ある程度、精神的にも、
数か月程度であっても待てる銘柄だと思っています。
もちろん、塩漬けになってしまうこともありえますが、
次に、日経平均がダブルインバースの買値まで下げてくるまで待てば、
実損は防げる銘柄です。
株価の変動は突然に起こるものです。
しかも、人の心理を突くことで、
逆に動くことが多々あります。
つまり、そろそろ天井だろう、
そろそろ底だろうとみんなが思うことを想定して、
実は、その逆になってしまうことが多いのかもしれません。
なぜなら、天井だろうと思ってダブルインバースを買うと、
さらに、日経平均が上がり、上放れして、
含み損を抱えることもあります。
逆に、そろそろ日経平均は底だろうと思って、
レバレッジインデックスを買うと、
さらに底を割って含み損がでてしまう。
そして、どちらも含み損の膨らみに耐えかねて、
損をしてでも良いから楽になりたいと思う程の含み損になり、
あきらめて売ってしまう、その途端流れが変わるといったこともよくあります。
ですので、個人的には、もし、ダブルインバースを買って、
含み損がどんどん増えたとしても、
買い場と買い方を間違えたと認めて、忘れるようにしています。
なぜなら、含み損を見てしまうと、含み損に耐えかねて、売却してしまい、
売却した途端に、買値か、買値以上に戻ることがあるからです。
たとえ、含み損がどんどん増えたとしても、
日経平均株価が1万5000円以上であれば、
日経平均が上がり続けて、二度と落ちてこないということは無いと考えます。
逆に、数か月、年単位で見れば、上がっているのは少しの期間で、
下の方で停滞している期間の方が長いからです。
ですので、個人的には、ダブルインバースを買って、
大なり小なり含み損が出たとしても、
その期間は、マイナスいくらという金額を見ないようにしています。
とりあえず、忘れてしまえば、買い場を相当間違ってさえいなければ、
数週間から数か月程度経てば、
日経平均株価は落ちてくるものだと思っているからです。
そして、ダブルインバースに利益が出る頃から、
再開して、逆指値注文で利益を確定させるという方法を取れば、
負けることは無いということになります。
コツは、我慢するとかではなく、
含み損がある程度大きくなってしまえば、
そのことは忘れて、他の株をするか、
株以外のことをした方が良いのかもしれません。
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