ダブルインバースの仕込み方です。
この仕込み方を間違えると、うまくいかなくなってしまうか、
含み損をかかえて過ごす日数が多くなります。

ここでのダブルインバースの仕込み方は、
含み損をかかえて過ごす日数をできるだけ減らす、
そして、早期に含み益に変えて、実益を得る方法です。

もちろん、ダブルインバースを仕込むには、
買い場を間違えていないことが前提となりますので、
先に、ダブルインバースの買い場を理解しておく必要があります。

ダブルインバースの買い場を簡単に言いますと、
直近２週間～１ヶ月前後の日経平均株価を見て、
その高値と底値の値幅が１５００円くらいで見てみます。

もし、直近１ヶ月～２ヶ月前後まで広げても、
１５００円の値幅にならないようでしたら、
１０００円の値幅になるくらいに広げてみます。

その値幅の高値と底値の値幅で、
上３分の１以上の位置に、日経平均株価がいれば、
ダブルインバースの買い場と判断できます。

では、ダブルインバースの仕込み方についてですが、
基本的に、２～３回に分けて買うようにします。

個人的にも、１回で自己運用資金の全部を使うことはせずに、
３回に分けるようにしています。

証券会社の手数料が多少かかったとしても、
２回に分けるよりも、３回に分けて投資した方が良いです。

なぜなら、１回で買い場自体を正確につかむことは難しいので、
自分がダブルインバースを買った時点から、
すぐに含み益がでることは少ないからです。

個人的にも、投資するタイミングを自分は間違えるものと認めています。
逆に、そう思うようにして、２回までは間違えても良いように、
ダブルインバースの仕込み時期を３回に分けているのです。

たとえば、直近２週間前後の底値が１７０００円で、
高値が１８５００円でしたら、
１８０００円を超えてくれば、買い場の始まりと判断できます。

この上３分の１の範囲に入っていない時は、
参入すべきときではないと判断します。

上記は、日経平均が１７０００～１９０００円くらいの例ですが、
実際には、日経平均株価がどのラインに居ても良いのです。
日経平均が１２０００～１４０００円くらいや、
１９０００～２１０００円くらいでも同じです。

もちろん株式投資の世界に絶対はありませんので、
判断についてはすべて自己責任なのですが、
普通に考えても、そのあたりが買い場であることはわかると思います。

なぜなら、日経平均株価には、かならず上下の波があるからです。
日経平均が１５００円以上も上がり続けるというのは、
余程のことがない限り、滅多にないことだからです。

逆に、直近２週間前後の日経平均の底値から、
１５００円以上も上がっていると、短期的にも過熱感があり、
次は、ある程度下げてくる確率が高くなるからです。

結果、ダブルインバースの買い場の第一の判断としては、
まず、日経平均株価の１５００円の値幅で、
上の３分の１の範囲にいるのかどうかです。

この範囲にいない時には、
より多くの含み損をかかえてしまう可能性が高いので、
まだダブルインバースの買い場ではないと判断して、
もう少し待った方が良いことが多いと思われます。

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